事業内容
建物などの構造物を建築する場合、
その土台となる地盤が緩いと後に重大な事故に繋がる恐れがあります。
まずは地盤を入念に調査して、その条件に合わせた最適な工法をご提案。
多くの現場で経験を積んだベテランスタッフが、高度な技術で地盤を改良します。
切削した地盤に特殊な塩ビ管を挿入。そこへ高圧ホースを使って、塩ビ管の穴から希硫酸など特別な溶剤を噴射させます。それによって止水し、地盤の強化を図ります。
切削孔した地盤に超高圧ジェットでエアと同時にセメントミルクを噴射。周囲の土砂を削り取りながら混合攪拌することで、セメント改良地盤を地中に造成します。下方から徐々に改良を進めながら外に泥を排出し造成する、ポピュラーな工法です。切削と充填を同時に行うため、高速度・高品質な施工が可能です。
新幹線トンネル補強工事
トンネルなどのコンクリート構造物は、経年とともに劣化が始まります。
劣化が進むとひび割れが起こり、それに伴いコンクリート片の落下等、
崩落に繋がる可能性があるのです。
私たちの生活が危険に脅かされる前に、改修が必要となります。
当社では新幹線のトンネルを中心に、劣化した箇所を決められた時間内で改修し、
大きな事故を未然に防ぎます。
他にも、高速道路のトンネルなど、さまざまなトンネルの補強も承っております。
適切な補修・補強をすることで交通の安全に貢献しています。
コンクリートと土壌との間に空洞ができると崩落の危険性があるため、充填材を注入し、空洞を埋めていきます。充填剤を注入するために、まずは該当箇所をコアドリルで削孔します。ポンプを使用して調合したセメント・ベントナイトを空洞に注入し、覆工に作用する土圧を均一に分散させます。
トンネルの地山条件によっては、高度な技術を要するロックボルト工法も可能です。約20tのマシンを使い、ロックボルト（鉄筋棒）を地山に打ち込むことで、覆工背面地山の補強を図り、覆工コンクリートに作用する土圧を軽減させます。
地盤改良工事やトンネル補強工事に伴い必要とされる、
足場の組み立てなども承ります。
近年、薬液注入工事は公共工事のみならず、民間工事にも採用されています。民間工場内で生じた地盤沈下の修正や再発防止、害虫の発生原因となる空洞や基礎下部の隙間に対して薬液注入にて充填する等、工事の目的は多様化してきています。
